ごみの実態調査結果

平成22年10月実施

1.燃やせるごみ

燃やせるごみ実態調査方法

  1. 燃やせるごみ袋を無作為に110袋抽出し、下の表のとおり8種類に再分別を行い品目別に計量を行いました。
  2. 容量は、ごみの品目ごとに袋に詰め直し重さから量を換算したものです。
  3. 重さは実測値です。
  4. 混入率は1つの袋に少しでも混入していた場合、混入ありと判定しました。

燃やせるごみ調査結果

  1. 110袋中、適正に分別されていたのは2袋のみでした。残りの108袋は、資源ごみ・燃やせないごみが混入していました。
  2. 容量では、燃やせるごみが31.2%で、燃やせないごみが1.5%の混入でした。
    合計で32.7%となり、燃やせるごみ袋の約7割は、きちんと分別すると無料でだすことができる「資源ごみ」でした。
  3. 重さでは81.6%が燃やせるごみで、生ごみ等の水分を含んでいるごみが圧倒的に重量に占める割合が多い。
  4. 燃やせるごみの袋の中には、紙製容器包装・プラスチック製容器包装が9割以上の確率で混入していました。
  5. 燃やせるごみの混入状況は、紙製容器包装・プラスチック製容器包装と燃やせるごみが混在している袋が大半を占め、約半数に新聞・雑誌・段ボールが混入していました。
燃やせるごみ調査結果表

2.燃やせないごみ

燃やせないごみ実態調査方法

  1. 燃やないごみ袋を無作為に148袋抽出し、下の表のとおり11種類に再分別を行い品目別に計量を行いました。
  2. 容量は、ごみの品目ごとに袋に詰め直し重さから量を換算したものです。
  3. 重さは実測値です。
  4. 混入率は1つの袋に少しでも混入していた場合、混入ありと判定しました。

燃やせないごみ調査結果

  1. 148袋中、適正に分別されていたのは9袋のみで、全体の6%でした。
    残りの139袋には、資源ごみ・燃やせるごみが混入していました。
    (燃やせるごみのみ入っていたのが20袋、資源ごみのみ入っていたのが22袋、危険・有害ごみと資源ごみのみ入っていたものが10袋あり、燃やせないごみ以外だけを入れて出されていたものが35%もあり、資源ごみのみ入れて出されていたものが22%ありました。)
  2. 容量では、燃やせないごみが18.8%で、燃やせるごみが25.5%、プラスチック製容器包装が34.5%混入していました。
  3. 重さでは54.6%が燃やせないごみでしたが、半数は不適正分別ごみでした。
  4. 混入割合では、燃やせるごみのように一律の分別ではなく、燃やせないごみ・燃やせるごみ・プラスチック製容器包装の混入率が高いが、いずれも50%台であることから、ほぼ分別を無視した排出となっていることがわかりました。
燃やせないごみ調査結果表