(7)計根別市街地及びその他集落区域

計根別市街地及びその他集落区域(計根別、開陽、武佐、当幌、養老牛温泉)

 計根別市街地や当幌地区は、道道中標津標茶線をはさむ街道型の街並みを形成し、武佐、開陽、養老牛は号線道路に沿って集落を形成してきました。格子状防風林や河畔林、山岳林などによって集落が守られてきました。
◆自然。農村環境と調和したコンパクトな市街地・集落を維持します
◆大規模な牧草地と格子状防風林、河畔林、河川等が織り成す先人達の開拓の歴史を感じる酪農景観を守ります
◆各地域の歴史・文化など郷土の資源を守り、育てます
◆地域の風土と調和し、潤いや安らぎを感じさせる住み心地の良い住環境をつくります
計根別その他集落
建築物及び工作物の建設等
種類・行為景観形成基準協議・勧告基準
規模・高さ周辺の街並みとの調和や眺望に配慮した高さ13m以下とすること。(ただし農林業施設を除く)左記の景観形成基準に適合しない場合。
位置・配置1.周辺景観に対して良好な眺望を有する道路の沿道、及びその延長上の配置は極力避けるよう努めること。
2.道路から眺望が開ける方向での配置は、眺望を遮らないよう配慮すること。
3.既存の建築物及び工作物の近くに建設する場合には、例えば眺望の向きに準じて縦に配列するなど、目立たない工夫に努めること。
左記の景観形成基準に適合しない場合。
形態・意匠1.周辺の街並みとの調和や眺望に配慮した色彩・素材とし、屋根と外壁の色は、相互になじみ、調和する配色とすること。
※ただし周辺の自然・農村景観になじむ農業用施設等については、レッド系(錆止め色含む[5R 3/10])を用いることを可とする。
※[ ]内はマンセル値の例。
2.建築物等の外壁の一部などには、可能な限り自然素材を用いる等、工夫に努めること。
左記の景観形成基準に適合しない場合。
開発行為等/土石の採取、鉱物の採掘/土地の形質の変更
景観形成基準協議・勧告基準
1.開発区域が3,000平方メートル以上の開発行為を行う場合は敷地内緑化率を6%以上とし、芝生、植栽、花壇等による緑化を図ること。
2.土石の採取、鉱物の採掘は極力避けること。
3.土石等の採取を行う場合は最低限にとどめ、採取後は採掘区域に隣接する土地と、地形の連続性を損なわないように埋め戻し等を行い、植樹や作付け等を施すこと。
左記の景観形成基準に適合しない場合。