J-クレジット プロジェクト

J-クレジット購入者を募集しています

【森林吸収系】 登録番号:0010

J-クレジットとは

プロジェクト内容が6分で分かる動画

地域のくらしを守る格子状防風林における間伐促進プロジェクト

~持続可能な循環型社会 環境首都なかしべつを目指して~
 中標津町の生活道路と農耕地を守る格子状防風林の適切な間伐の実施によって森林の健全育成を図り、森林のCO2吸収量を高め、地球温暖化防止に寄与します。また、知床世界自然遺産の隣接地域として、ヒグマやシマフクロウなどの稀少野生生物の生息環境保全を図ることで、生物多様性の維持にも寄与することを目的としています。
販売量  572t-CO2(平成26年12月17日認証)
2,400t-CO2(令和3年1月19日認証)
令和4年4月1日現在
販売可能量
2,343t-CO2
1t-CO2
あたり希望単価
¥10,000円(消費税別)
販売期間販売したクレジット量が2,972t-CO2に到達するまで
  中標津町は北海道東部の根室地域に位置する酪農業を主産業とする町です。中標津空港を有することで知床世界自然遺産観光の玄関ともなっており、地域の交通の要衝となっています。
 本プロジェクトの対象である中標津町町有林は、根釧台地に広がる農地を守る格子状防風林(北海道遺産に認定)の一部を形成し、地域の産業を守る森林であり、また、生活道路を守る防風林でもあります。格子状防風林は、暴風雪災害の生活道路に対する影響を緩和する上で欠かせない地域のインフラとしての役割も担っています。
 宇宙船スペースシャトルからもハッキリと確認できる事で知られる格子状防風林は、森林が持つ多面的機能の発揮のみならず、グレート・グリーン・グリット(3G)【偉大なる緑の格子】として、地域に存在し続け、都市部と農村部の緩衝帯(バッファーゾーン)としても重要な役割を果たしています。中標津町は適切な都市規模としてコンパクトなまちづくりを進め、環境負荷の少ない持続可能な循環型社会を目指しています。
 本町では、クレジット販売で得られた資金を更なる間伐や植栽費用として有効に活用し、森林整備の加速化を推進します。このような格子状防風林をはじめとする地域森林の維持・更新は、生物多様性や地球環境の改善にもつながるものと考えています。
 平成25年度より新制度として生まれ変わった『J-クレジット』制度において、森林経営活動【方法論】としては全国初となる本町のクレジットの活用をご検討下さい。

購入証明書の贈呈式を行いました

 北海道遺産【根釧台地の格子状防風林】
白銀の大地を区切る緑の帯

販売実績

年 度件   数販売数量販売金額用  途
H26年度10t108,000円町有林における造林事業費
H27年度152t1,670,760円町有林における造林事業費
H28年度65t731,160円町有林における造林事業費
H29年度1055t623,160円町有林における造林事業費
H30年度1272t806,760円町有林における間伐事業費
R1年度1484t937,710円町有林における間伐事業費
R2年度1585t955,350円町有林における間伐事業費
R3年度17106t1,192,400円町有林における間伐事業費
R4年度33339t3,698,750円町有林における各種事業費
合  計116629t7,025,300円