街づくり上の課題

 現在の都市構造を基本としつつ、市街地整備上の課題の解決を図り、「今後の中標津町におけるまちづくり」を具体化するとしては、次の6つが考えられます。
1.効率の高い都市経営と北国らしい魅力ある生活が可能な都市規模の維持
 これは現在のまちの規模を保ってなるべくお金のかからないまちを残していこうということです。
2.広域交流を基本に自然環境や歩行、都市内交通環境に配慮した都市軸の考え方
 これは人のネットワーク、車のネットワーク、広域に飛び立つネットワークといった軸をつくろうということです。
3.高齢化を前提とした定住環境の確保と地域内の多用な交流活動の促進を図る都市拠点の形成
 これは高齢化の進行に伴い安心して住み続けられる環境をつくっていこうということと、いろいろな交流を図ることができる場所をまちの中につくっていこうということです。
4.国際交流・地域間交流の促進を図る拠点の形成
 これはまちの中だけではなくて、隣町や札幌、さらには国際的な交流もできる拠点をつくっていこうということです。
5.ゆとりある日常の生活や遊び心を伝える美しい都市景観の創出
 これはコンパクトで様々な軸があり交流の拠点がある場所を美しくしていこうということです。
6.住民参加とプロデュース活動の一体化した整備戦略の明確化
 これは1~5のようなまちをつくていく時に、住民の方々が入り込んでいけるようなプロデュース活動をしていこうということです。