其の9 2015年2月

 年が明けてから日に日に銀世界になっていく中標津町。
冬だからこそ、今しか見られない中標津の冬景色を探しています。
今回は、人に聞いて驚いた・体験して驚いた「中標津冬のあるある」をご紹介します。
・エンジンスターターは必需品(こんなシステムがあるなんて知りませんでした)
・水道管が凍って破裂(いまだに想像ができません)
・ホームセンターはカラフルなスコップパラダイス(こんなにたくさんの色・種類が存在していたな
 んて、思いもしませんでした。売り場に行くと、そのカラフルさに何故かワクワクしてしまいま
 す)
・靴の裏のゲジゲジ滑り止め(神奈川では冬靴はもう買いません!)
・原付で雪道を走る郵便屋さん(あっぱれです)
・凍らないウォッシャー液(たくさん在庫しています)
・自宅の鍵穴が凍って家に入れない(想像すると恐ろしい!)
・プラネタリウムより星が見える中標津郊外の星空(実際に見ないとそのすごさはわかりません)
・室内で暖房をつけて半袖でアイス食べる(吹雪の外を窓越しに見つつ、半袖で食べるアイスは優越
 感でより美味しく感じるそうです)
・広大な大地を駆け巡るスノーモービル(雪がない地域の人にとって、スノーモービルは憧れの乗り
 物!)
・天然の氷でスケート(屋内スケート場はありますが、外でスケートなんて贅沢です)
・長靴ホッケー(気軽にホッケーができる面白い発想です。ぜひ体験してみたい!)
・2日以上家を空けると便器の中の水が凍っている!(実際に体験しました)

いくつ「あるある」がありましたか?
 神奈川県は何年かに1度、雪が少し積もる程度で、雪を見るには長野県や群馬県まで足を運ぶ必要があります。だからこそ、雪がめったに降らない元神奈川県民にとって中標津での生活は驚きばかりです!雪かきはそろそろ嫌になりそうですが、牧草地に積もる足跡ひとつない真っ白な雪も、いつでも見られる満天の星も、たくさんの動物たちも、すべてが新しく感動します。道外からお客さんが来た際は、ぜひこの様なお話をしてください。きっと驚くとともに中標津町の冬に興味をもつと思います!せっかくの冬、家に篭っていてはもったいない。
 今しかできない遊びや今しか見られない景色を見て中標津の冬を楽しみましょう!!
中標津町地域おこし協力隊 親松 麻子(おやまつ  あさこ)
(役場経済振興課内)