其の4 2014年9月

 7月13日(日)に開催された、「第6回なかしべつ330°開陽台マラソン」にランナーとして参加しました。競技種目はハーフマラソン、5km、2kmがあり、私は5kmに参加しました。2km、5kmは市街地を走るコースで、ハーフマラソンのコースは、中標津空港前を経由して郊外の牧草地帯を走るコースが設定されています。約10km続く直線道路と永遠に広がる牧草地、このようなマラソンコースは、私が今まで住んでいた埼玉県ではまず味わえません。
 今まで運動経験がほとんどない私にとっては、5km走りきることがこれ程までに大変だとは思いもしませんでした。そのため、事前に練習など全くせずぶっつけ本番で臨んだわけですが、よいこのみんなは、ちゃんと練習してから走ろうね!

 練習も全くしていなかったので、ペース配分など分かるはずもなく、他のランナーと共に勢いよくスタートを切ったのは良かったのですが、2kmほどでもうバテバテ…。その後は、沿道の声援、たくさんのボランティアスタッフに励まされながら走っては歩き、少し歩いては走りの繰り返しをして、制限時間内にゴールするので精一杯でした。

 ハーフマラソンのコースには途中、給水・給食ポイントが設けられ、なかしべつ330°開陽台マラソンでは「マイカップ運動」に取り組んでいます。「マイカップ運動」とは、ランナー自身が持参したマイカップ・マイボトルなどを携帯して走る取り組みで、マイカップ持参ランナーの給水は安心して給水できるよう、専用給水所を設置してあります(この取り組みは「2011年度 北海道新聞エコ大賞奨励賞」を受賞しています)。

 このように、エコで大自然の中を走るなかしべつ330°開陽台マラソンは、沿道住民の方々やボランティアスタッフの力添えがあってこそ継続して実施ができています。

みなさま、改めましてありがとうございました。
今年は5km完走したので、来年は…。
中標津町地域おこし協力隊 田中 康訓(たなか やすのり)
(役場経済振興課内)