其の39 2019年1月

 明けましておめでとうございます。
 今月で中標津町へ移住をしてから、ちょうど1年になりました。日々、新しい発見ばかりで、これこそが北海道の『広大な大地、大自然、冬の厳しい寒さ』なんだと実感しています。
 車で移動しているときに、見たこともない絶景や素敵な夕陽と出会い感動してしまうことが何度もありました。高い建物や遮るものがないこの環境に慣れてしまい、都心へ行くと窮屈に感じるようになっています。ほかには、もともと動物が苦手だったのですが、町営牧場での牛とのふれあいで「なんてかわいいのだろう!」と自分の中の動物愛が少しずつ育まれています。最近では鹿やキツネ、白鳥、タンチョウヅル、もちろん牛も写真に収めるようになりました。今年中にシマフクロウやシマエナガも撮れたらいいなと思っています。
 仕事面では観光協会の業務をしながら、観光PR、チーズとソーセージ・そば作り体験、北方領土ビザなし交流に参加させていただいたり、新聞、ラジオ、講演会などにも出させていただき、いままで経験したことのない貴重な体験をたくさんしています。こういった貴重な体験などを観光協会のフェイスブックやホームページにて、記事を書かせてもらう仕事もしています。
 記事を書かせていただくことも協力隊になるまでは経験したことがなく、日々頭を悩ませていますが、インタビューさせていただいた皆さんの言葉は、地元愛にあふれているといつも感じています。人生の先輩にお話を伺う
ことは、自分の将来を考えていくために役立つものだと思うので、これからも色々な人のお話を聞いて記事を書かせていただき、中標津町以外の方にも魅力が伝わればいいなと思っています。
 地域おこし協力隊は昨年3名体制になり、新たな一歩を進んでいます。これからもたくさんのことを吸収して発信していこうと思いますので、よろしくお願いします。
中標津町地域おこし協力隊 佐藤 麻央(さとう まお)