其の20 2016年5月

 中標津町に移住をしてもうすぐ2年になります。何かと節目になりますと、思い出を振り
返りますよね。
 私が思い出したのは「はじめての開陽台」のことです。
 中標津町に移住を決めかねていた真冬の2月、「迷っているなら1度行ってみよう!」と中標津町に来ました。
 初めての雪道運転、目を見開いて緊張しながら開陽台へ向かいました。
 開陽台駐車場に人の気配はなく不安でしたが、ココまできたなら!と展望館へ登り、展望館の屋上に到着。開陽台展望館からは真っ白な大地が地平線ま
でつながり、振り返れば白い山々が連なっていました。今までに見たことがない、日本にこんな景色を見られる場所があったのかと感動しました。
 夏はどんな景色が見られるのか…ここに住めば見ることができるのか…住んでみようかな…そして今に至ります。
 四季折々、色々な顔を見せてくれる開陽台。
 自分の町を改めて眺めることができる場所があることはとても幸せなことだと思います。移り住んで2年、今でも開陽台は私にとって癒しスポットです!
 さて、4月29日㈷に開陽台展望館がオープンしました。
 今年度は観光協会で行った「中標津フォトコンテスト」の入賞作品が展示されます。普段良く見る景色でありながら、入賞作品は地元の人も驚く「こんな景色があったのか」と感動する作品がたくさんあります。皆さんも是非開陽台に足を運んでいただき、改めて中標津、根釧台地の景色に癒されてくださいね!
中標津町地域おこし協力隊 親松 麻子(おやまつ あさこ)
(役場経済振興課内)