中標津町郷土館緑ヶ丘分館オータムフェスタ開催!

歴史ある建物で一服されませんか?
 コーヒーと、焼き菓子を無料で提供いたします!

中標津町郷土館緑ヶ丘分館

開催日時

2024年10月12日(土) 午前10時~午後3時
※雨天の場合は、翌日13日(日)に延期。

会場

中標津町郷土館緑ヶ丘分館
住所:北海道標津郡中標津町丸山4丁目3番地 (緑ヶ丘森林公園内)
町内唯一の洋館「郷土館緑ヶ丘分館」を会場に、建物とその周辺に広がる落葉樹の森との景観がひときわ美しくなる黄葉の時期に、コーヒーと中標津農業高校生手作りの焼き菓子を提供し、ゆっくりと周辺のロケーションを楽しんでいただくイベントを開催します!

《当日の催し》
●企画展『細見親子による木版画・銅版画の世界』開催
●建物を彩るハーモニカ、マンドリンなどによる演奏の他、Jazzの演奏。
10時半~中標津ハーモニカ同好会による演奏。
11時 ~masa-masaによるマンドリン、フィドル、チャランなどによる演奏。
13時半~EPJO(イーストポイントジャズオーケストラ)のメンバーによるJazz演奏。
●コーヒー・中標津農業高校生手作りの焼き菓子の無料提供
●郷土館友の会による郷土資料の解説。
●建物の歴史や特徴を紹介
午前11時半、午後1時より郷土館緑ヶ丘分館の歴史や建物の特徴をご紹介します。

※詳細は、以下のポスターをご覧ください。
 

開場当初の旧庁舎(右側)と旧陳列館(左側) 『北海道立根釧農業試験場50年史』より転載

 郷土館緑ヶ丘分館は、昭和2(1927)年に当時の国会的プロジェクトの1つであった「北海道第二期拓殖計画」によって旧北海道農事試験場根室支場の附属施設陳列館として昭和3(1928)年に建てられました。建物内部には、土壌断面標本をはじめ、作物、肥料、病害虫標本などが陳列されていました。
 その後、事務所や講堂などに使われていましたが、昭和56(1981)年に旧庁舎の増築工事により、解体計画が持ち上がり、地元の建設業者が協働し、尊崇の意味で「棟梁」の上に、「大」をつけて「大棟梁」と称された佐藤与三郎の技を後世に遺すため、昭和58(1983)年に現在の場所へ移築復元されました。
 平成21(2009)年には、建築意匠が凝らされたデザインであることから、国登録有形文化財に登録されました。