子ども・子育て支援事業計画

 町では、第2期中標津町子ども・子育て支援事業計画(第2期計画)を策定し、子育てにやさしい、世代を超えてみんなが笑顔で暮らせるまちづくりのため、幼児期の教育や保育、その他子育て支援に係る施策を推進してきました。
 この第2期計画の計画期間が終了となるため、これまでの取組みとの継続性を保ちつつ、国の動向や町の現状を踏まえ、子育て関連事業関係者や学識経験者、公募による保護者で構成する子ども・子育て会議での審議を経て「第3期中標津町子ども・子育て支援事業計画」を策定しました。

 計画の策定にあたって

 ■計画期間
 「第3期中標津町子ども・子育て支援事業計画」は令和7年度から令和11年度までの5年間を計画期間とし、実施事業の利用状況や時勢の変化など必要に応じて見直します。
 ■計画の位置づけ
 策定にあたっては、「第7期中標津町総合計画」を上位計画として各関連計画との整合性を図るとともに、児童福祉法に基づく市町村整備計画(保育計画)に関する目標について定め、子ども・子育て支援施策を総合的に推進します。
 ■計画の策定体制
 子育て関連事業所・学識経験者、公募による子育て中の保護者などで組織する「中標津町子ども・子育て会議」を組織し、計画策定に取り組みました。
 また、就学前児童・修学児童の保護者を対象にニーズ調査を実施するほか、パブリックコメント(意見募集)を実施して広く住民の方の意見を聞き、計画に反映できるように努めました。

 中標津町の子どもを取り巻く状況

 計画を策定するための基礎資料として、子育てにおける現状と課題、教育・保育に対するニーズ等を把握するため、小学3年生以下の児童の保護者を対象に「子ども・子育て支援に関するニーズ調査」を令和5年度に実施しました。
(配布数 1,024票、有効回収数 409票、有効回収率 39.9%)

 第3期中標津町子ども・子育て支援事業計画

 ■計画の基本理念
 前計画の基本理念を継承しながら、子ども・子育て支援新制度による保育体制整備を含む、総合的な子育て支援を推進し、子育てにやさしい、お年寄り・子ども・青少年など世代を超えてみんなが笑顔でくらせる町づくりに取り組んでいきます。
 ■計画の基本的視点
基本理念を受け、この計画における基本的な視点を次の5点にまとめます。
  1. 一人ひとりの子どもの権利を尊重する視点
  2. 次世代の親を育む視点
  3. 子育てを応援する視点
  4. 地域社会全体で子ども・子育てを見守る視点
  5. 「ワーク・ライフ・バランス」を実現する視点
 ■計画の基本目標
基本理念の実現のために4つの基本目標を掲げ、総合的に推進します。

基本目標1 子育て家庭を応援・支援する環境づくり
基本目標2 次代を担う子どもの生きる力と豊かな心を育む環境づくり
基本目標3 子どもを健やかに生み育てる環境づくり
基本目標4 子どもたちが安心して暮らせるまちづくり
※過去の計画