私達が日々暮らしている地面の下数mには様々な火山灰が幾層にも積み重なっています。
それらは主に中標津周辺に存在する火山の噴火によるもので、特に摩周湖のものが顕著です。噴火当時の風向きや距離の違いにより、町内一律ではないのですが、おおむね以下のように積み重なっています。
@地表面+腐食土層
A現在の摩周湖を形成した際の軽石層:約6,500〜6,700年前
B腐食土層
C摩周カルデラ形成期の火砕堆積物:約11,000年
※黒い土は、顕著な噴出物が堆積しなかったことを示します
※この他に何度もの噴火があり、それぞれの火山灰には名前がつけられています