Nakashibetsu Municipal folk Museum

中標津町郷土館のwebpageに属するアーカイブです。
2004年4月号

「春を告げるものたち」

まだまだ寒い中標津ですが、雪が融け、春だな〜と実感できるのも間近です。

今回は春を告げるものたちを紹介します。

フキノトウ

山菜のトップバッター。人間だけでなく冬眠明けのヒグマの大切な食料にもなります。花は雌雄異株で雄花と雌花があります。

フキノトウ

フクジュソウ

他の植物が育つ前に花を咲かせることの意味は、花の中の温度を高くして虫を呼び受粉してもらうためです。可憐な花とはうらはらに、他のキンポウゲ科の仲間同様毒を持ちます。

フクジュソウ

ヒバリ

雪がまだ残っているような時期からでも「ピーチク、ピーチク」と懸命にさえするので、「あぁもう渡り鳥の季節か」と思いますが、実際には3月中には渡ってきていています。河川敷や牧草地で見かけます。

 

ハクセキレイ

標津川の河川敷や丸山公園などでよく見かけます。雪が消える頃、尾を上下に振るこの鳥が目につきはじめます。今年の冬は暖かかったせいか、中標津で冬を越したものもいました。

ハクセキレイ 

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