"中標津の秘境"といわれるこの滝は武佐岳と俣落岳の中間付近にあります。
まずクテクンベツ林道の終点まで車で行き、装備を整え入林者名簿に記入し出発します。入林者名簿のところから笹ヤブに入るルートと、すぐ川へ降りるルートがありますが、どちらもまずは砂防ダムを目指します。
その後、川を何度も渡りながら歩くこと約40分〜60分程で滝に到着です。
滝の周囲は武佐岳・俣落岳の噴出物が柱状節理になっており、層雲峡のような景観をかもし出しています。
さらに上流へ行く場合には沢登りの完全装備が必要です。また、道や標識なども一切ありませんので単独行は避けましょう。
クテクンの滝から少し戻った左側の急な沢を登りきり、背たけ程の笹ヤブを川の方に歩いていくと、クテクンの滝と第1の滝との間にある沢に出ます。その沢はクテクンベツ川に合流しており、降りると左手に第1の滝が見えます。
このルートについては非常にわかりにくいので経験者と行くことをお勧めします。
熊と出逢うこともありえます。笛や鈴などの熊よけを持って行きましょう。